通常、ロードテストは約2~3kmの走行で確認項目のチェックが完了します。この間にステアリング、ABS、ラジオなど、実際に走ってみなければわからない情報を入手します(足回りからの異音やハンドルのブレなど)。
これらはサービス工場内で判明する症状ではありませんので、専門のノウハウを学んだ熟練のサービステクニシャンがドライバーとなり、テスターとは異なる角度から車の情報を得ることで、発見できる場合があります。テスターとロードテスト、この2段階におよぶ車両の動作確認が、お客様の愛車の点検をより確実なものとしています。メモリーに保存した画面をプリントアウトすることもできますので、気になる箇所については、お客様に数値でご説明することも可能です。
スタッフが点検を行う前に、お客様からご指摘箇所がある場合には、その部分に関して徹底的な原因の解明を行います。このような場合、お客様にはサービステクニシャンと一緒に同乗いただいて症状のご説明を願うケースがございます。
これは、修理を確実なレベルで行うために重要なステップであり、お客様のリクエストがあればいつでも対応させていただきます。愛車への信頼をより高めていただくためにも、必要な手段であると、フォルクスワーゲンは考えています。